ちょくげノート

日々のことを綴ろうと思っています。はてなダイアリーが終了してしまったのではてなブログに全記事移行しました。

記憶の途絶で混乱したこと

かなり情けない話だと思う。1週間の記憶が飛んだ。その際に私は狼狽えて、多くの人を不安にさせたようだった。
企画が動いていた。私の知らぬ間に。私の他の人格が勝手にSS交流会とやらの企画を立ち上げていたのだ。
それだけではなく、部屋の片付けやゼミの参加。昨日気付いた頃には全てが手遅れだった。参加しなくてはならない、企画を進めなければならない。失った記憶の断片を回収しなければならない。これらは全てみんなにはウソに見えるのだ。だから失った記憶の責任は私にしか持てない。
それが原因かは知らないが、虚脱と鬱転に難なく巻き込まれた。この日記を書こうとしたのもかなり無理をしている。
わがままと思うかもしれない。だが体が動かなくなったり、記憶が飛ぶのは不可抗力なのだ。

片付けを実行してくれた友人からの信頼は少なからず落ちただろう。私に対しての信頼の増減に関しての関心は横においておくとしても、「せっかく自分らが休日を割いて労力も割いてやってやったのに、それを覚えていないだなんて」と、私が彼らの立場ならそう思う。そう思わせてしまったのが悔しくて悲しくてならない。
ありがとうも言ってない。お疲れ様も言っていない。それを忘れている。そんな言葉をかけるでもなく私は記憶の途絶に混乱し、取り乱し、パニックになった。自分勝手だと今では思う。どうしたら彼らの信頼を戻せるだろうか。考えなくては。

欠けた1週間の記憶はそれだけではない。SS交流企画が私の知らない間に私が主催になって動いていた。責任が伴う行為だ。それもまた私の混乱に拍車をかけた。知らないことを進めていて、知らないうちに骨格が出来上がりかけている。
関係者の方はその時は知らない方だったが、今になって確認すると、無名な自分が勝手に尊敬を抱いている方たちだった。そんな方とどうやってコンタクトしたのか。想像もできない。そんなことを実行してしまっていた。
そんな実行をしたもう1人の自分の行動力の高さに今の私は気後れするし、なんなら嫉妬さえする。
そんな感情と、いつのまにか企画が始まっている。「寝てる間に何かが起こり、目が覚めたら自分が責任者になっていた」。まさにそう表現するに等しい。

想像してほしい。あなたが寝ている間に、会社の企画、重大なプロジェクトが立ち上がり、その責任者があなたなのである。記憶にない。寝ていたんだと主張しても周りは「いや、起きてきたと思ったら『自分が責任者になります』って言ったんじゃないか」というばかり。社員の中にはそんな私の混乱を見て「自分でやると言ったくせに無責任なやつだ」という人もいる。
そのような状態に置かれたのが水曜日の私だった。

幸い昨日は聡明な少女が「線」と名乗って会議に参加、1から議論を追って要旨を掴み、企画を進めてくれていたようだった。手帳にもその記録が残っているし、第一DMだから生の議論はそのまま追いかけることができる。不幸中の幸いだった。
聡明な少女は表で「直毛が主催したからには放り投げるわけにはいかない」と言っていた。私には口が裂けてもそんなことは言えない。無論彼女が企画したわけでもないのだから、彼女にもそういうことを言う資格はない。でも、責任を果たしていた。
そんな実行力と責任感の強さに、また私は今の自分に対して嫌悪感と嫌気と、彼女らに対する嫉妬を覚える。

今の私は企画に参加するしかないと義務感と責任は感じているが、実行できる気がまるでしていない。
彼女や一昨日の彼にまた変わってもらって、企画を進めてもらいたいとすら思ってしまっている。
こういう無責任さがまた不評を買っているのも知っている。
雑談スレではもはや私への信頼は0に等しかった。無理はない。彼らから見たら同じ人間にしか見えないだろうから。

企画は成功してほしいと思う。参加者は少女と一昨日の私を含めもはや7人に達したが、他の6人についていける自信が私にはない。でも肉体が関わっていたからには最低限邪魔を一切せず、どうにか企画は成功させたい。
でも、アイデアやまとめる力のない今の私には何ができるだろうか。
6人、うちもう1人の自分2人に対して申し訳が立たない。

今日はゼミのはずだった。どう言うわけか少女は出てこず、今の私が今こうやって日記を書いている。昨日のショックを未だに引きずって、とうとう何もできない状態になってしまった。ゼミに関しては知り合いの1人に配布物と板書の転載を依頼した。情けないと思う。

6時に起きてからの私はもはやもぬけの殻だった。何をするにしても体が動かない。目覚ましを止めて布団から起き上がって、1時間ずっと布団の上に座っていた。ゼミがあることは知っていたけど、体がどうしても動かない。
お湯を沸かした。なぜか知らないがいつのまにか湯を沸かしていた。ぼーっとしていたら湯気が右手小指にかかって火傷した。少しヒリヒリと痛むが、痛むだけで何もしようと思えない。これが痛みなのかさえわからない。皮が剥けているが、対処の仕方がわからない。

いろいろわかっていないのに日記をなぜ書いたのか。今の私にはちょっとわからない。
この状態を誰かに見てもらって、同情を引こうとしているのだろうか。言い訳をしようとしているのだろうか。
とにかくつらい。どんなことがあったのか、事情を周りに知って欲しかったのだと思う。
何かに導かれるように一気に書いてしまった。

以上は事実の羅列。これから下は関係者への私の思いだ。

土曜日に私の部屋を片付けてくれた友人2人へ。
貴重な休日を私のために割いてくれてありがとう。そのことを忘れてしまって、本当に申し訳ない。今の私はお金がないから、あなた達2人にお礼をすることができない。
言葉しか捧げることができない。ごめんなさい。

企画運営に協力してくださった私たち以外の4人の方へ。
企画の運営に参加してくださってありがとうございます。今の私もいずれ議論に参加させていただきますが、邪魔にならないようにできることだけをさせていただきます。
混乱を招いてしまって、本当に申し訳ありませんでした。

企画に参加しようとしてくれているSS作者の方々へ。
今の私を信頼してくれとはもはや一切申しません。
ただ、企画は今順調に進んでいるようです。
今頑張ってくださっている私じゃない私含む6人の方がもう少しで募集を開始できるまでに企画を完成させてくださいました。
なので、どうかこの方達へはどうか信頼してくださるとありがたいです。
私のせいで皆さんを混乱に陥れてしまい、本当に申し訳ありませんでした。
記録と手帳は、見返したり書き込んだりを続けています。
以降はこのようなことがないように、できる限りの努力を続けます。

ゼミ参加者の方へ。
昨日は少女がやり取りをしていました。心遣いと配慮をありがとうございました。
明日には自力で出られるように努めますので、どうか宜しくお願いします。


以上です。