ちょくげノート

日々のことを綴ろうと思っています。はてなダイアリーが終了してしまったのではてなブログに全記事移行しました。

2020-01-01から1年間の記事一覧

なりきりという私の半生と解離性同一性障害(DID)について

私というものと、なりきりというものと、DIDというものは不可分に結びついているように感じられる。 というのも、私が半生でやってきた営み、創作において、なりきりをやっている影でDIDが影響していたからである。 遠く昔のごっこ遊びからなりきりは始まっ…

会話することとそれの非対称性

会話は重要なツールである。これがなければ私たちは孤独で、情報を摂取する機会が大幅に失われてしまい、狭窄な世界を過ごすことになってしまう。他個体とのやり取りはそれだけで情報の幅を広げ、摂取する情報を豊かにしうるものである。 ところが、会話はそ…

問題解決について

問題解決のためにできることは何かといろいろ考えていた。問題解決を助けてくれる本は巷に溢れかえっているが、その本を立ち読みしたり自分で考えてみた結果、言えることは一つ確かにあると感じた。結論を言ってしまうと、以下の一言に集約される。 ・実際に…

【発達障害編】困りごとの羅列

発達障害特性を把握していないとカウンセラから言われて2ヶ月ほど経つ。ここでは自分の困りごとを並べていって、それについてさらに御託を並べようと思う。実際に働いてみないとわからないこともあると思うので、その点については推測だけに留める。本当は就…

私にとって歌うこととは

歌はいいもの。メロディが楽しませてくれるし、歌詞が考えさせてくれる。響きだけを重視して意味を取らない向きの歌詞もあるけれど、私が好んで聴く歌はどれも歌詞に意味を取らせてくれるものが多い。 歌がなぜ好きなのか。「なぜ好きか」に共通することだけ…

いつか共に暮らす人へ

さて、決断はまだ追いやられているところである中で、これは髭の彼女さんに宛てた文章としましょうか。 初めましてというには時間が経っていて、「やあ」と言うにはあまり親しくない我々ですが、なんとかうまくやっていけるようにしていきましょう。毎日顔を…

私の好きな人

私には好きな人がいる。私から見てとても魅力的な人だ。自分なりに自分で考えてものを発言するし、立場に囚われない自由な意見を聞かせてくれる。Tさんと呼ぼう。 Tさんは、ポケモンが好きだったりケモノが好きだったり猫が好きだったりする。猫が主人公の物…

人生から逃げてきたことのツケ

ご存知の通り、私はDIDを患っています。その関係で、人生がチグハグになりました。27(+α)等分された人生を歩んでいく中で、いろんなことがありました。 私はかつてその中でも人生の主役であるところの主人格を担っていました。とは言っても何も特別なことは…

久しぶりの表世界

お久しぶりです、ちょくげです。しばらく主人格の座を髭に明け渡して私は裏に引っ込んでひたすら裏世界の景色を眺めたり表世界を覗いたりしていました。 久しぶりの表はいいものですね。光の加減が眩しかったりしますが、慣れてくるとそうでもなくなったりし…