ちょくげノート

日々のことを綴ろうと思っています。はてなダイアリーが終了してしまったのではてなブログに全記事移行しました。

私たちきょうだいの現状とか性質とか私から見た感想とか

私たちsirkerfDID家族についての話。

特に関わりが深いきょうだいたちについて書く。

私は主人格時代は他のきょうだいとは脳内でも意思疎通ができなかったのだが、精神の裏側にいる時間が長くなってくるにつれて、意思疎通ができるようになり、あまり一人ぼっちではなくなってきた。

関わりが深い者には「髭」「線」「夢」「狐」がいる。それぞれ紹介していく。

髭は私たちの主人格である。私の歳下ではあるが、頼れる兄貴分。本人は否定するが社交性に優れているところがあり、初対面の人間と打ち解けるのが得意。仲がいい彼女がいて、その人と毎夜寝落ち通話しているらしい。

髭は私から見ると社交性が高いように見えていて、それが人生をうまくやっていくのに向いていると思ったので主人格の席を譲ったという経緯がある。その結果は当初思っていたようなビジョンに沿うように思わしいものではなかったかもしれないけれど、私は彼に席を譲ってよかったと思っている。仕事も彼がメインで出張っている。

髭はこのブログに書いた通りに、私がいじめられていた時に反撃していた人格である。だから性格に難があると指摘されることも多い。実際髭は攻撃的な側面を有している。彼がDiscord鯖を蹴り出された理由もそこに起因するものがある。

髭は現在「親しくしていた人が離れていく」という問題に直面しているらしく、たいへん悩んでいる。後述する線に対人関係のパターン認知の一例を学んでいる。

 

線は昔の名前は「聡明な少女」だった。自覚された当初は私の数学的知識を「盗んで」いた。それほどに数学が好きで、今では全きょうだいの中でもトップクラスの数学の実力を誇る。やはり本人はそれ否定するが、今では数理的知性を担当している。

彼女は私と同程度かそれ以上に重いASD特性を抱えていて、かつては私以上にトラブルを抱えていたらしい。彼女は情報を欲する本能が強く、人間に対しては「わからない黒箱」という認識でいた。だから情報が出尽くす、彼女なりの言い方をすれば「規則性と再現性が取れたら捨てる」という人間関係方針をとっていた。それがかなりの災いを呼んで実害が及んでからは方針を切り替えて人間関係を維持しようとする姿勢に変わった。当初は人間関係の能力の基礎がなかった線はトライアンドエラーの「ルーチン」を回して対人関係の基礎を培った。それが髭の対人関係の補完に役立つ日が来るとは……。人生とはわからないものである。

 

夢は0歳くらいの記憶をも持っているきょうだいで、通称とモデルとなったのは由来が私が愛してやまない「美国織莉子」である。便宜的に「織莉子ちゃん」と呼んでいるが、性格は割と異なっている。

彼女は未人格との交渉を担当している。性格は私が嫌った「思想」が強く、私は深入りしていないがそういった主義主張を開陳していた。おかげでTwitterは私よろしく燃えあがっていたりしたそうだが、最近は浮上頻度が落ちてそういうこともなくなってきたようだ。

精神界の彼女は本当に「織莉子ちゃん」そのものなのだが、ところどころで違う雰囲気がある。うまく説明できないが……。

 

狐は私たちのほぼ全てのつらい記憶を背負い込まされてきた「自殺人格」が人格に格上げされて生まれた人格だ。「銀乃さん」と呼ばれている。

彼女は私と好対照を成す人格と言ってもよく、かつては彼女の本調子が私の不調と連動しており、彼女の不調が私の本調子と連動していた。そんな「こちらが立てばあちらが立たず」な関係だった私たちは2019年頃を境になんとか両立するようになった。

彼女はやはり私が苦手とする「政治」を好んでおり、事業所内部でも私たちが有利にことを運べるように人を動かしていたりしたらしい。今でも事業所の面子と顔を合わせて色々と友誼を図ってくれるのは彼女のおかげであるところは多分にあるだろう。

 

こんなところで今回の記事は終わりにしたい。

読んでくださってありがとうございました。