ちょくげノート

日々のことを綴ろうと思っています。はてなダイアリーが終了してしまったのではてなブログに全記事移行しました。

久々にブログを書く 思案について

あまりに久しぶりすぎて書くことが多くなってきているが、私はあまり外に出て活動していないのでネタがない。よって思案によるネタ出しを行うのだが、私という人格がさらに外部に(肉体に)登ってきていないので深甚にネタがない。

思案についてネタを書いてみようと思う。私はなんだかんだで考えるのが好きで、なんだかんだで考えるのが苦手である。考えるのが好きというのは、腰を据えてじっくりと考えるのが好きという意味である。答えがわかる時はそれでいいのだが、日常課題のように直ちに答えが得られない思考は苦手らしい。それらしい結論が思い浮かぶと、パッとそれに飛びついてしまうのである。友人にはこの点を指摘されていた。思考の結果、何かしら結論は浮かんでくるものだと思う。

それについてパッと飛びついてしまうのは悪い癖だが、これを堪えると、次に問題になってくるのは「思考のトレースができない」という問題である。忘れるのである。ワーキングメモリだかなんだかの容量が少なくて、それで物を簡単に覚えるという記憶領域が弱いのである。文字に残すこのような作文でさえあれば、自分が何を書いたか、書きたかったかは覚えていられるのだが、口頭や脳内での思考はなかなか形にならず、揮発してしまう。

これを思考のステップが浅いことの理由にはできないだろうが、少なくとも一端は担っているように思う。

対策は「ノートに書き留める」であるが、これだけのために筆をとるのはかなり億劫であったりする。代わりにパソコンなどで書き留めているわけだが、これもまた作業のコストは重い。そうであるなら、やはり記憶力を高める訓練をしなければならないと思う。どのような訓練があるだろうか。これはnバック課題などの脳トレが浮かぶが、そう簡単にいくだろうか?

脳の話は一家言あるつもりだったが、色々な人の意見を聞いているとどうも私の見識は狭すぎたように思う。脳は単純ではない。それはそう。似ている課題をこなしたからといって、それに見合う日常生活の課題がこなせるようになるとは限らない。nバック課題をこなせたからといって、自分の考えていたことを辿る能力が鍛えられるとは限らない。

ではどうするか。実地で思考のトレースをしていく他ないのではないか。なので、今日からできる限り、自分の思考や思案の足跡を自分の脳内に刻んでいきたいと思う。

思考はできる。考えるのは得意そうとも言われている。だが、結論に飛びつくのが早すぎる。そう言われた。今出した結論もまた、短慮の結果だと言われてしまっても仕方ない。が、私にはできることしかできない。今はまだ思考のステップが短いけれど、そのうちにだんだん長くなっていくことを願いたいばかりである。その端緒として、このブログを記して、ここで筆をおこうと思う。

読んでくださってありがとうございました。